肉離れをしていてもレースに出るための考え方

おはようございます!院長の平田です。

高校生の陸上競技はいよいよインターハイ予選が始まりますね!
これからのレースが引退レースになる選手も増えてくるのではないかと思います。

今回のブログはタイトルの通り、

「肉離れをしていてもレースに出るための考え方」

についてです。

大前提として、ケガをしている状態で動くことはそもそもお勧めできません。

回復が遅れるだけでなく、今抱えている怪我の重症化や新たな怪我のリスクなど、ケガの治療の専門家の判断としてはNGです。

とは言っても、さまざまな状況で「リスクを負ってでも、どうしても走りたい!」という思いを持っている選手が大勢いらっしゃるのが実際のところです。


B-spoでは、

・どうしても試合に間に合わせたい!
・完治前だけどどうにかして明日の試合に出たい!


そんな選手をこれまでサポートし続けてきました。

その中で重要になってくるアプローチの考え方が、

“合計点で合格を目指す”です。


具体的にいうと、
ケガの影響を最小限に抑えつつ、ケガで制限されている要素を他の筋肉や動きの最大値を高めることで補うことでこれまで以上のハイパフォーマンスを目指してできること考えていきます。

とてもザックリですが、陸上競技100m選手がハムストリングの肉離れをしてしまったパターンで例えるなら…

【通常時】
ハムスト50点+大臀筋50点 →100点(ベストパフォーマンス)

【肉離れ受傷状態】
ハムスト-30点+大臀筋50点→20点(走れない)

【肉離れ部位の運動制限アプローチ】
ハムスト0点+大臀筋50点→50点(走れるがパフォーマンス↓)

【+関係部位の促通】
ハムスト0点+大臀筋80点→80点(ベストパフォーマンスではないが戦える)

【+全身の促通】
ハムスト0点+大臀筋80点+足底機能・体幹機能+30点→110点(受傷前よりもハイパフォーマンス)


なんとなくでも、イメージが湧きますでしょうか?
これを鍼灸治療や運動療法、スポーツテーピングで形にしていくのが私の得意なことです。


このブログで伝えたいこと、それは…

どんな状態や状況においてもやりたいことを叶える可能性はある


ということです!

仮にみなさんが諦めていたとしても、
私たちは基本的に諦めません!


どうにかしたいことがある選手はとにかくすぐにご相談ください!
早く始めるほど可能性は広がりますよ!!

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