【機能性ディスペプシア】

こんばんは!B-spoの平田です^^

みなさんは機能性ディスペプシアってご存知ですか?

機能性ディスペプシアとは…

「症状の原因となる明らかな異常がないのに、慢性的にみぞおちの痛み(心窩部痛)
や胃もたれなどのディスペプシア症状を呈する病気」
で、

「症状の原因となる器質的、全身性、代謝性疾患がないのにもかかわらず、
慢性的に心窩部痛や胃もたれなどの心窩部を中心とする腹部症状を呈する疾患」
と定義されています。

(日本消化器病学会ガイドラインより)

この病気は胃の不調などを理由に病院を受診した方の44〜53%に見つかるともいわれていて、
実は悩んでいる方がとっても多い病気なのです。

具体的な原因がはっきりと特定できないため、服用する薬と
その時抱えている体の問題が合わないとなかなか症状が改善されません。

原因はいまいちわからないと言われている上に、
症状も思うようにスッキリしないとなるとなかなかつらいですよね~_~;


鍼灸治療では腰や肩の痛みなどに対してもお腹の調整を行なうのですが、
肩や腰の治療を進めていく過程で機能性ディスペプシアを抱えられている患者さんから
「痛みや違和感が楽になった!」と喜んでいただくケースがあります。

お腹の緊張状態はその時の体調や疲労度、精神状態などがとてもよく反映されるため、
全身を整える際にはアプローチが欠かせません。

具体的なアプローチの手法としては、お腹の緊張具合を確認して直接、
もしくはお腹以外のカラダの部分に鍼やお灸を用いて刺激を加えます。
この刺激によって体の反応を引き出し、お腹(全身)の緊張の偏りを整えていきます。

体にはたくさんの骨がありますが胃や腸などの内臓が入っているお腹の周りには骨がほとんどないですよね?
硬い骨で覆われていない内臓にとっては周りの筋肉が唯一守ってくれる存在です。

ですが守ってくれている筋肉の緊張が強すぎたり偏りがあったりすると
中の内臓は圧迫されたり、本来の位置から押しやられてしまったり…
こんな状態だとお腹の中の内臓はきちんと働けなくなってしまい、痛みや不調を引き起こすこともあります。

胃や腸の痛みや不調と聞くとピロリ菌などの細菌や腫瘍などの問題が真っ先に頭に浮かぶと思いますが、
お腹の緊張具合などによっても引き起こされることがあるので覚えておいてくださいね。


カラダの不調や違和感を感じたらまずはお医者さんでしっかりと検査をしてもらって
大きな病気のリスクや原因がないかを探ってもらいましょう。
その上でよくわからない問題や、もう大丈夫!とお医者さんに言われたけどスッキリしない問題は
鍼灸治療や何か他のアプローチが問題解決の糸口になるかもしれません。

スポーツや運動などのお悩みに限らず、体の心配事がありましたらなんでもご相談くださいね\(^^)/
「機能性ディスペプシア」でお困りの方は自由診療の60分、もしくは30分のコースでご予約をお取りください


0コメント

  • 1000 / 1000

スポーツ鍼灸接骨院B-spo