こんにちは!平田です^^
ご報告が遅くなりましたが、先日『日本小児はり学会 特別講演会』に参加しました!
講演会の演目は
「夜泣き」に対しての小児はり治療
についてでした。
そもそもみなさんは「小児はり」ってご存知ですか?
小児はりとは、主に皮膚に刺さらない鍼やお線香の柔らかな熱などを利用して
こどもの状態を整えていく治療法です。
あえて”こどもの状態”と書くのは、治療の対象が目に見える体の不調だけでなく
“夜泣き“のように目に見えない心の問題も扱うからです。
そもそも体と心は繋がっているものなのでどちらも治療対象なことは当たり前と言えば当たり前ですが、
なかなかそのことを普段忘れてしまいがちです。
身近な体と心のつながりで言うと…
お腹が痛かったり、なんだかすごく蒸し暑かったりすると
気持ちもズーンと重くなったり、
とっても悲しいことやすごくがっかりする事があったりすると
体も重くだるーく感じたり…
これはマイナスがマイナスを生む例です。
逆にどんなに体が疲れ切っていても大好きな人の声を聞くと
ウキウキして急に体が軽く感じたり、
気持ちがズーンと沈んでいる時もお風呂に入って体がスッキリすると
気持ちも心なしかスッキリしたり…
これはプラスがプラスを生む例です。
少なからずこういったことはみなさん経験されたことがありますよね?
当然ですがこれは大人に限らず赤ちゃんだって同じです。
「心地よい状態に体が整っていくことで自然に心も安心できる」
赤ちゃんやお子様への小児はり治療はそんな方針の治療法です。
「はり」と聞いて痛いんじゃないか、怖いんじゃないかと思われている方もいらっしゃるかと思いますが、
小児はりは痛みのない優しい刺激で気持ちの良い治療法なのでご安心ください^^
(大人でも刺激に敏感な方や服薬などの関係で針を刺すことができない方にはこちらの方法で治療を行なっています。)
赤ちゃんの夜泣きや疳の虫、心の不安定さは「治療をする」というイメージがないかもしれませんが、
小児はりの治療で良い方向に向かっていくという研究結果が今回の日本小児はり学会研修会でもたくさん発表されました。
まだまだメジャーではありませんが、赤ちゃんの心と体の問題でお困りの方は「小児はり」をご検討ください!
ちょっとしたことでもママが「つらいなぁ…」と感じるようなことがあればなんでもご相談くださいね^^
スポーツ鍼灸接骨院B-spo
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